Various Artists / Juice -Sound Track-

Dec. 1991 Released

1991年の年末にリリースされ、翌年にはアルバム・チャートにて17位を記録。RIAAの正式記録でゴールド(50万枚)のセールスとなり、サウンドトラックをコンピレーション形にしたアルバムで初めて成功を収めた。それまでの映画のサントラと言えば、映画のシーンごとに使用される曲を寄せ集めただけの作品が多く、ヒップホップ・アーティストが商業的な意味で音楽を売り出す目的とは違っていたように思う。これを機に数年の間にブラックムービーとそのサントラが立て続けに世に送られたが、個人的には本オリジナル盤を越える内容は出ていない。

トラックリストにはNaughty by Nature の”Uptown Anthem”に始まり、Eric B. & Rakim の”Juice (Know the Ledge)”、Aaron Hall の”Don’t Be Afraid”など当時のヒット曲を含め、このアルバムで正式なリリースとなったTeddy Riley & Tammy Lucas”のIs It Good to You”などもある。余談だが、このTammy Lucasさんと言う女性ボーカリストはテディの秘蔵っ子としてデビューも予定されていたが、決して作品が世に出回ることはなかった。素晴らしく透き通った声の持ち主で、個人的に大好きだったのだが・・・・
その他の収録曲はMC Poohの”Sex, Money & Murder”、Big Daddy Kane の”Nuff Respect”、EPMD の”It’s Going Down”、Too Short の”So You Want to Be a Gangster”、Cypress Hill “Shoot ‘Em Up”やSalt-n-Pepa の”He’s Gamin’ on Ya’”など、どれも当時を代表するヒップホップ・アーティスト達。
そして極めつけは、この映画の内容とキャスト達。特に主演を務めたTupac ShakurとOmar Eppsが当時のゲットーキッズに与えた衝撃は計り知れない。実際に2Pacはこれを機に飛躍的に活動の場を広げ、アルバムの売行きも倍増した。役柄があまりにもリアルでその後の2Pacのイメージが決定付くほどだった。

当時ハーレムに住んでいた私は、この映画のストーリがとても遠いところで起こっているようには思えないほど、身近に感じていたのを覚えている。本当に面白いので、まだ見ていない人はチェックをしてみて!

おすすめ度
☆☆☆☆

 

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