Mint Condition / The Collection (1991-1998)

Jun. 1998 Released

80年代の前半にミネアポリスを拠点に活動を始めた最初で最後のR&Bバンド。メンバーは09年の11月現在でStokley Williams(vo.)、Ricky Kinchen(bass)、Homer O’Dell(gt.)、Larry Waddell(piano)、Jeffrey Allen(sax)の5名。Jimmy Jam and Terry Lewis(通称ジャム&ルイス)に発掘され、91年に「Meant to be Mint」でデビュー。これまでに7作を発表しているが、05年からはメジャーを離れ、インディーズながらも根強いファンに支えられ活動をしている。

ご紹介する作品はタイトルが示すように91年から98年までのヒット作を集めたベスト盤である。今までの最高のヒット曲はデビュー作に収録され92年に34週にわたりチャート入りを果たした「Breakin’ My Heart」(Pretty Brown Eyes)がビルボード・シングル最高6位にランクイン。Amerie(エイメリー)の「In love & War」からセカンド・シングル用にカットされた「Pretty Brown」featuring Trey Songz元ネタの曲でもある。

ジャム&ルイスの元を離れてからは大きなヒット曲は出ていないもの、ファンのみぞ知る素晴らしい曲を書き続けていることも事実、まずは今回紹介しているベスト盤を聴いていただき、彼らの奥深さを知っていただきたい。

彼らの来日コンサートに行ったことがあるが、ボーカルのストークリーが繰り広げるステージは非常に音楽的で、バンドであるがゆえの作品力、演出力は群を抜く素晴らしさを感じた。06年には彼らのステージを収録した「Live from the 9:30」というタイトルのCDが発売され、バンドの価値はライブで決まることを証明してくれた音源だと確信させられる。なお、この作品は同時にDVDもリリースされているので、そちらの方がより一層魅力のあるものなのは言うまでも無い。

何故、彼らのようなR&Bライブバンドがこれ以上出てこないのかは不明だが、本来の音楽の楽しさを味わいたい方には是非ともお奨めしたい一枚である。

おすすめ度
☆☆☆☆

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