Keyshia Cole / The Way It Is

2005 June Released

キーシャ・コールのデビュー作にして全米アルバム・チャートにて最高6位を記録。1年以上チャートにランクイン、ロングランでのセールスとなり最終的には150万枚超えの売上げを達成し大成功となった。当時、個人的にも非常に聞き込んだ思い入れのあるアルバムだ。

ゲストに参加したのはKanye West、Jadakiss、Eve、Chink Santanaなど。そしてプロデューサー陣にはSean Garrett、Polow da Don、Kanye West、Daron Jones、Ron Fairといった、いずれもR&B界の黒幕的存在が名を連ねている点を考えると、既に彼女の制作スタッフがこの新人の売込みにどれだけ気合いを入れていたかがわかる。

彼女の魅力は何と言っても無二の表現力だと思うが、このアルバムからのファースト・シングル“Never”(ルーサーのNever Too Muchをサンプリング)ではEveをフィーチャーし、デビューを派手に飾りたかったのだろうが、実際の結果は全く別のものだった。デビューシングル“Never”は虚しくもチャート入りすることはなく惨敗。それもそのハズ、私思うにこの曲はキーシャの表現力を全く活かしきれていないルーサーのファンとEveのための曲。

続いてセカンドとして先行を切ったのがカニエ作の“I Changed My Mind”。こちらはR&Bチャートの最高23位と期待には沿わなかったがまずまずの結果。最終的に5枚目として放ったシングル“Love”はロン・フェアー作の甘酸っぱいバラード曲。私個人の意見だが、アルバム全体を通じてとてもバランスの良い作品である本作の最もスパイスの効いた曲が、この“Love”ではないかと思う。キーシャの持つ表現力を出し切り、聞くものを惹きつける魔力に溢れている。

その後も次々とアルバムをリリースしJust like You (2007)、A Different Me (2008)、Calling All Hearts (2010)、そして2012年2月には待望の5作目(タイトル未定)をリリース予定。彼女の大ファンとして期待に胸が膨らむ。

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