Charice / Charice

May. 2010 Released

1992年5月10日生まれ、現在18歳のCharice Pempengco(シャリース・ぺムペングコ)フィリピン出身。私が最近DJとして出向いたフィリピンのファミリーが集まるパーティーで彼女のリクエスト曲が嵐のように届いた。向かった先がフィリピン系のファミリーとは知らなかったこともあり、Chariceの音源を持ち合わせていなかったDJ の自分は悪魔のような存在に思えただろう。なんせ彼女は今やフィリピンを代表する国民的スターなのだから。

アメリカのビルボード・チャート史上、アジア人におけるアルバム・ランキング最高上位は1963年に坂本九が記録した14位を破られることはなかったが、この度シャリースが記録した8位と言う記録はアジア系アーティストの歴史を大きく塗り替えた。勿論、彼女はそれに値するシンガーであり実力やルックスを含めたトータル的な評価からも、今後の飛躍が期待される人物である。

その経歴は7歳から始めたアマチュア・ショーやフィリピン国内で出場した数多くのコンテストにさかのぼる。そして彼女の転機は2005年に勝ち残った「Little Big Star」というTVタレント・ショーでのこと。記憶に残るパフォーマンスで後に地元のコマーシャルなどに抜擢され、そして今世紀最大のインターネット・ツール「Youtube」にてFalseVoiceというユーザーネームで投稿した歌の数々は海を越えて、海外でも話題沸騰となった。

2007年にはフィリピン国内発売用にスウェーデンのプロダクションからオファーを受け映画「Dreamgirls」でジェニファー・ハドソンが歌った “And I Am Telling You I’m Not Goingなど難度の高いカヴァー曲を歌い上げた。08年と09年に2作をリリースし、2010年5月にアメリカ国内でデビュー。オプラ・ウィンフリーが司会を務める老舗番組に出演し、彼女の涙腺に一撃をくらわせたことで一気に全米で燃え広がったわけだ。

デヴィッド・フォスターがプロデュースを務め、ダイアン・ウォーレンがペンを握るという話題作「Note To God」はとてつもないお披露目曲にもかかわらず、シングル・チャートで最高44位と意外にも苦戦したが、現在フロア向けにリリースされているIyazフィーチャリング「Pyramid」はゆっくり上下しながらもチャートに滞在。

今後もファンの一員として彼女の活躍を見守りたい!

おすすめ度
☆☆☆

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