Ashanti / Ashanti’s Christmas

Nov. 2003 Released

前回に引き続き今回もこのシーズンならではのクリスマス・アルバムを紹介したいと思う。自分の家で家族と共にリラックスしたい・・・と言う時にはCece & Bebe Winans が1993年に発表した「First Christmas」やNat King Coleなどの古いアルバムが気に入っているというのは前回お伝えした通り。しかしちょっとしたホリデーパーティーや、もしくは団体の大きなディナータイムなどでもDJ を頼まれた際は、個人的に好んでプレイするアルバムがこちらのクリスマス・アルバムだ。

リリースは2003年、アシャンティがデビュー以降、好調に売上げを伸ばしディーヴァの座を確立していた時期である。決して今も衰えたとは思わないが、時代と共に変わる世代交代というヤツで、その象徴は時代背景によって変わり続けるものだ。しかし2003年の象徴が誰だったかと言えば、それはセカンド・アルバム「チャプターⅡ」をナンバーワンに送り込んだアシャンティ、そう彼女こそ女神の地位を築いた人物であり、ひとゆえに彼女の年だったと事が断言できる。

ちなみにアシャンティ自身はこのアルバムについて「家族向け」であることを強調しているようだが私の観点から言うと本作は実用的なクリスマス・アルバム。非常にさっぱりとした歌い方、そして元気であり、フレッシュである。だからと言って決して安っぽくは無く、心地の良さ、ムードの良さは、他のアルバムにも勝る特別な何かを感じる。実は多くのクリスマス・アルバムはこってりしていて新鮮味に欠ける。そう言った意味でも本作は今聞いてもとてもフレッシュな気分にしてくれる。だからこそ、パーティーにも打ってつけであり、私がちょくちょくプレイをする要因なのかな。。。と自分なりに分析している。

ソングリストは10曲で内容も至ってシンプル。ダニー・ハザウェイの“This Christmas”やスタンダードなところでは“Silent Night”,“Joy to the World”などなど。オリジナルも数曲収録されており、彼女自身もペンを握ったらしい。全体を通じて温かい気持ちになれる・・・これこそホリデーアルバムの醍醐味でしょうな。 

他にもデスチャやトニ・ブラクストン、ブライアン・マックナイトのクリスマス・アルバムも使い分けています。

おすすめ度
☆☆☆

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