Akiko / Girl Talk

2001 June Released

 
Akikoさんの衝撃デビューから早10年。今でも忘れられないのですが、彼女のことを初めて知ったのが、私の生活がまだ苦しかった(今でも結構苦しいが・・・)トラックドライバーで生計を立てていた時期。運転中にラジオから彼女のインタビューが流れて、今後デビューを予定していると話していた。当の自分はミュージシャンの夢をあきらめ、家族にメシを喰わせる術を模索していた時期でもある。しかも日本人で初となるジャズの名門ヴァーヴからリリースをするということで、長年ジャズを聴いていた自分にとっては興味を抱かずにはいられないシンガーとなった。

丁度この数年前に、現在も世界的に有名なジャズ・ピアニストのK氏が私のライブ・サポートをしてくれたのですが(本当に感謝しています)、そのピアニストがAkikoさんのライブ・ピアニストでもある繋がりでAkikoさんのライブに訪れる機会がありました。場所の名前は覚えていませんが、小さいライブハウスで休憩をはさんで1時間半くらい歌ったと思います。まだアルバムは聞いていませんでしたが、スタンダード曲も多かったので、ほとんどは理解できました。休憩中に遊びに行くとAkikoさんが煙草を吸っていたので、びっくり!少なくとも自分のまわりのシンガーに煙草を吸っている人はいませんでしたので・・・

回想はここまでとして、この記念すべきデビュー・アルバム「Girl Talk」は私も大好きなHenri Renaud氏がプロデュース。Akikoさんの個性を素晴らしい状態で引き出しているのは、彼の長年の五感が成せる技だと思いました。どの曲も好きなのですが、個人的に響いたのは彼女が歌う“Crazy He Calls Me”、“Sweet Georgia Brown”、そしてライブでも記憶に残った変則ビートの“Fly Me To The Moon”でしょう。

仕事上ではこのアルバムを含め、彼女の曲は結婚式の歓談にもよく使います。私が現在までも、そしてこれからも大好きな日本人アーティストの一人です。

おすすめ度
☆☆☆☆
 

Leave a Reply