Archive for April, 2012

Harold Melvin & the Blue Notes / Wake Up Everybody

Tuesday, April 3rd, 2012

Nov. 1975 Released

Philly Soulが大好きな自分にとって、当時のフィリーソウルを代表する最高傑作としてお勧めしたい作品。1950年代中期に結成されたこのグループは、コアなファン層を除き、商業的に注目されることなく70年代までにメンバーチェンジを繰り返しながらも活動。70年に入りバック・バンドのドラマーとしてメンバーに加わったTeddy Pendergrass(テディーペンターグラス)が、当時メインボーカリストだったJohn Atkins が抜けたことにより、ボーカリストへ転向。ここからグループの転機が訪れた。

Philadelphia Internationalからリリースされた本作はKenneth Gamble & Leon Huffが監修のもと、当時の全米総合アルバム・チャートで最高9位を記録。R&Bチャートでは1位となりプラチナム・セールス(100万枚)の認定を受けている。これを機にテディ・ペンターグラスはソロへとキャリアを移すことになった。

作品は2010年にJohn LegendとThe Rootsがコラボレートした作品「Wake Up」収録”Wake Up Everybody”の原曲も収録。

今はどうなっているのか知る由もないのだが、80年代後期のニューヨークでは明け方になると必ずクラブで必ずプレイされていたHarold Melvin & the Blue Notesバージョンの”Don’t Leave Me This Way”。ガラージや初期のハウスミュージックのDJ がフィリーソウルから受けた影響は計り知れない。このような情緒豊かなソウル・ミュージックを聞いて育った人間が、今の音楽を理解しがたいという感覚はわからなくもない。

もう20年以上も付き合いのある本作。。。更に20年付き合ってもらっても、色あせないほどの作品であると断言する。